2016年9月22日木曜日

ビリヤニの付け合わせ「ライタ」の作り方とレシピ

ビリヤニの定番の付け合わせと言えば、「ライタ」です。
ライタとは、ビリヤニにかけて食べるヨーグルトのソースで、必ずと言っていいほど
付いてきます。
「え?ヨーグルトをご飯にかけて食べるの?」と思われる方もいるかもしれませんが、
スパイスの辛みを中和してくれて、意外と合うのでぜひ作ってみてください。

材料
ヨーグルト:300g
牛乳:大さじ3
お好みの野菜(タマネギ、キュウリ、トマトなど):お好きなだけ
塩:ひとつまみ

作り方

ヨーグルト、牛乳、塩を入れて滑らかになるまでしっかり混ぜてください。
滑らかになるまでよく混ぜるのがポイントです。

お好みのサイズに切った野菜を入れてさらに混ぜます。

完成

いかがでしょう?ものすごく簡単ですよね?
ビリヤニにかけなくても、そのままサラダとして食べても美味しいです。
デコレーションとして、パプリカパウダーを散らしても奇麗に見えます。

ちなみにインドの屋台で出てくるライタはヨーグルトに水を入れて伸ばしている場合があり、お腹を壊す可能性があるのでご注意ください!

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2016年9月17日土曜日

ケニアのビリヤニ

ケニアビリヤニ

ケニアにビリヤニ!?
意外かもしれませんが、アフリカ大陸にもビリヤニが存在し、ケニア、タンザニア、ソマリアなどで食べることができます。
どのような経緯でビリヤニがアフリカ大陸に伝わったのかは定かではありませんが、ケニアなどには多数インド人がいることから、元々インド人が作っていたものをアフリカの人が現地化していったのではないかと推測します。


写真からもわかるように、味&色付けされたお米にトマトベースのグレービーをかけた
ビリヤニです。
味は、スパイスがほんのり香るお米にトマト煮込みがかかった感じです。
お米はバスマティではなく、具はチキンが多いです。

ケニアのビリヤニとの出会い
ケニアにビリヤニが存在するというのは知っていたのですが、
実際に見つけた時はで感動的でした。
どうしてかと言うと、当時エジプトから南下して東アフリカ縦断の旅をしていたのですが、
主食がエジプト、スーダンは平べったいパン、アエーシ、エチオピアは腐ったピザとして有名なインジュラ、以南は名称は場所によって違うものの穀物の粉をお湯で練って団子状にした
ウガリで、数週間ぶりのお米だったからです。


ケニアのビリヤニは、首都ナイロビでしか見つけることが出来ず、提供しているお店も比較的
奇麗なレストランで、みんながビリヤニを知っている訳ではなかったのでまだ国民食としては認知されていないようです。

残念ながらケニアビリヤニを出しているお店は日本にはありませんが、ケニア料理を出すお店は東京にあるようです。
アフリカを旅する機会があれば、ぜひ食べてみてください!

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世界各国のビリヤニ

日本ビリヤニ協会公式通販サイト
  

2016年9月12日月曜日

エリックサウス@東京駅

ベジタブルビリヤニMサイズ 1000円

店名からも分かるように、南インド料理を提供しているお店で、都内に2軒、名古屋にも店舗を持っています。

ビリヤニは、南インドで食べられているものに似ており、トマトベースであっさりしていて
美味しいです。野菜もニンジン、インゲン、ひよこ豆など色々入っていて盛りだくさんとなっています。
また付け合わせのカレー(タマネギベーズのドロッとした甘めのカレー)とライタをかけて食べるとさらに美味しく頂けます。

多分南インドのビリヤニ同様(参考:南インドのビリヤニ)生米から炊いていますが、
まばらな色合いを出すために別に炊いた白いお米と着色したお米をトッピングしているのかな?と思います。

ビリヤニ以外にも本格的な南インド料理を提供しており、何を食べてもハズレがないお店です。

ただカウンターがメインのお店なので、団体というよりは少数もしくは1人で訪れた方がいいかもしれません。

店舗情報
店名:エリックサウス
ビリヤニ提供状況:毎日
定休日:無休
電話番号:03-3527-9584
住所:東京都中央区八重洲2-1 八重洲地下街 中4号 (八重洲地下二番通り)

関連リンク

ビリヤニキット


2016年9月4日日曜日

ミャンマーのビリヤニ(ダンパウ)

インド、中国、タイなどに囲まれ、各国の食文化が融合しているミャンマーでもビリヤニを食べることが出来ます。「ダンパウ」という別名もありますが、現地ではビリヤニと言っても通じます。

一緒に炊き込む?あとがけ?
ミャンマーのビリヤニは大きく分けて2種類に分かれます。
お肉とお米を一緒に炊き込むタイプ(パッキビリヤニ)とスパイスなどで炊き込んだご飯に
カレーをかけて食べるタイプです。

お肉とお米を一緒に炊き込むタイプ(パッキビリヤニ)
ミャンマー最大の都市ヤンゴンではこのタイプのビリヤニが主流です。

一般的なビリヤニのように全体が混ざっておらず、薄味の部分と濃い味の部分がはっきりわかるように盛りつけられています。


パッキビリヤニ

濃い味の部分はタマネギが多く使われており、甘みも感じられる味わいとなっています。
また薄味の部分や濃い味の部分だけ追加でおかわりすることも出来ます。

スパイスなどで炊き込んだご飯にカレーをかけて
食べるタイプ(あとがけタイプ)
逆にミャンマー北部に位置する第2の都市マンダレーでは、あとがけタイプが主流のです。


あとがけタイプのビリヤニ


このカレーも前記のビリヤニのグレービーと同じで、タマネギが大量に使われていて甘みが際立ちます。また他のミャンマーのカレーのようにかなり油っこいです。
このあとがけタイプを出しているお店は専門店ではなく、他の料理も出している屋台が多く、ヤンゴンのビリヤニは専門店が多いです。

ミャンマービリヤニ(ダンパウ)の材料
お米はインドなどで使われているバスマティライスではなく、日本米ほどの大きさのお米で
パラパラしたインディカ米で、特に独特な香りはありません。
グレービーには、上記の通りタマネギが多めに使われています。
また食べていると結構うまみを感じられるので、干しえび、乾燥貝柱かな?と思っていましたが、実際にミャンマーで買ったビリヤニキットで材料を確認したらよくわからない魚介系の乾燥物が入っていたので、中華系の影響を受けたのか何らかうまみが強い食材が使われることがあるようです。


ミャンマーで買ってきたビリヤニキット

日本でミャンマーのビリヤニを食べられるお店(ダンパウ)
東京の高田馬場駅周辺はミャンマー人が多く住む地区で、ミャンマー料理を出すお店が多数ありその中にミャンマーのビリヤニを出しているお店があります。


ビリヤニキット