2016年12月27日火曜日

ビリヤニ・オブ・ザ・イヤー2016

みなさんの投票によりNo.1(ナンバルワン)ビリヤニを決める祭典
「ビリヤニ・オブ・ザ・イヤー2016」の集計が終わりました!

今年のNo.1ビリヤニはこのお店だ!!!


第3位

東京・名古屋に展開している南インド料理を提供するお店エリックサウスが第3位に!
トマトベースで食べやすいここのビリヤニは万人ウケすること間違いなし!

第2位
*写真参考https://tabelog.com/imgview/original?id=r1890851216091

今年オープンしたばかりの新星サンバレーホテルが堂々2位にランクイン!
お昼のビリヤニはすぐに売り切れてしまうほどの人気ぶり!!
平日のランチが狙い目のようですが、営業状況はTwitterをチェック!

第1位

関西を代表するパキスタン料理のお店、アリーズキッチンが
ビリヤニ・オブ・ザ・イヤー2016となりました!!!
本場パキスタンの味を提供しており、日本人だけではなく外国人のファンも多数!
ビリヤニファン必見のお店!


みなさんの投票により
ビリヤニ・オブ・ザ・イヤー2016はアリーズキッチンとなりました!
投票頂いた中には、知らないお店がまだまだありましたので、
順次訪問してみたいと思います。
来年もビリヤニが広まるよう活動していきますので、よろしくお願いします!



日本ビリヤニ協会公式通販サイト
  

2016年12月23日金曜日

アリーズキッチン@心斎橋(大阪)


マトンビリヤニ 1300円

パキスタン出身のオーナー、アリさんが経営するパキスタン料理や中東料理を出すお店で、
2017年に日本でパキスタン料理店としては初めて、ミシュランガイドのビブグルマンに
掲載されました。
心斎橋駅から徒歩数分というすごくいい立地にあること、ハラールであることから外国人のお
客さんがほとんどです。

実はアリさんとは長い付き合いで、2012年のビリヤニフェスでわざわざ大阪から
来て頂き、当時は私は調理補佐として、ビリヤニ作りを手伝わせてもらいました。

ここのビリヤニは典型的なパキスタンのビリヤニで、あまり油っこくなく、グレービーの部分(色がついている部分)が濃厚でスパイシーとなっています。
一見あっさり系ビリヤニに見えますが、ガッツリ系ビリヤニで、
本場の味を忠実に再現しています。

メニューも豊富で、普通のインド料理屋ではあまりないイスラム系の料理を味わえる
希少なお店です。
ビリヤニに関しても、間違いなく美味しいですのでぜひ訪れてみてください!

*アリーズキッチンのHPなどで日本一おいしいビリヤニ(日本ビリヤニ協会会長認定)となっていますが、私ではなく前会長が言ってたことです笑


店舗情報
店名:アリーズキッチン
ビリヤニ提供状況:ランチ(毎日)、ディナー(毎日)
定休日:なし
電話番号:06-4708-5745
住所:大阪府大阪市中央区心斎橋筋1-10-12 トレスビル B1F

関連リンク

ビリヤニキット


2016年11月24日木曜日

シリバラジ@中目黒

チキンビリヤニ 1500円

水道橋にも支店がある、南インド料理のお店です。
中目黒店は外観、内観ともにピンク一色なので、少しセンスを疑います笑

さて、ビリヤニですが写真を見ていて、ボール型に型取られているのでよくあるカレーとバスマティをただ炒めただけの簡略ビリヤニかと思って正直ナメていましたが、そのようなことはありませんでした。
典型的な南インドのトマトベースのビリヤニで、ミントやパクチーが効いていて香り高くスプーンが止まりませんでした。
まさにチェンナイで食べていたビリヤニそのもので、すごく美味しかったです。
日本で食べた南インドビリヤニでは、間違いなくトップレベルです!

メニュー構成的に、南インド料理ばかりではなく、北インドのメニューもありましたが、どれも美味しく非常にレベルが高いレストランだと思いました。

ビリヤニ単品だけでも食べに行く価値があると思いますので、ぜひ行ってみてください!

店舗情報
店名:シリバラジ
ビリヤニ提供状況:ランチ(土日祝日のみ)、ディナー(毎日)
定休日:なし
電話番号:050-5570-3373
食べログ:https://tabelog.com/tokyo/A1317/A131701/13049161/

関連リンク

ビリヤニキット


2016年11月16日水曜日

アジアンカレーハウス@錦糸町

スペシャルマトンビリヤニ(1回おかわり可) 1100円

ものすごく狭い佇まいで、席はカウンター5席のみの、すごくディープなバングラデシュ料理のお店です。

ビリヤニは、薄味で鼻から抜けるほのかな香りがたまらない一品です!!
タマネギのうまみたっぷりの付け合わせのチキンカレー、タマゴカレーをかけて食べても美味しいです。
現地でよく目にする看板

ここのビリヤニは、バングラデシュの「チニグラライス」という小ぶりのお米を使っていて、お肉のダシ汁に生米を入れて炊き上げる典型的なバングラデシュのビリヤニです。
このビリヤニは一見「プラオ?」かと思われますが、これがバングラデシュのビリヤニです。
ちなみにバングラデシュの有名なハッジビリヤニも同様のビリヤニです。
ただ、これをインド人に食べさせたら、ビリヤニではなくプラオだ」と必ず
言うと思いますが笑
参考:ビリヤニとプラオの違い

メニュー
①と②の違いはおかわり出来るか出来ないか

ビリヤニは金曜日の夜と土日ランチ、ディナー限定の提供ですが
夜の営業が19:30からで、閉まるのはなんと4時という意味不明な時間なので、
飲んだ後の締めにビリヤニはいかがでしょう?笑

冗談はさておき、お店も狭く、中々入りづらい雰囲気ですが、バングラデシュの美味しいビリヤニが食べれますので、ぜひ訪れてみてください!

店舗情報
店名:アジアンカレーハウス
ビリヤニ提供状況:ランチ:土日、ディナー:金土日
定休日:年中無休
電話番号:03-3634-4522

関連リンク


ビリヤニキット


2016年11月10日木曜日

スワガット六本木2丁目店@六本木

チキンビリヤニ 1080円

ビリヤニは、ランチは金曜日のみ、ディナーは毎日提供しているようです。

ビリヤニは、お肉や具材の焦げ具合(作る際に層にして、長時間火にかけるため、底にあるグレービーが焦げやすい)からも分かるように、炒めではなくしっかり作っています。
お米の炊き加減もパラパラで美味しかったですが、味は何となくドライカレーぽかったです。

周辺にはソニア、玉響などビリヤニを提供しているお店が点在しており、ちょっとしたビリヤニ激戦区となっています。

それにしても、この地区はランチでインド料理を食べにくるサラリーマンがものすごく多いですね。基本的にみなさん、カレーとナンですが。。。

店舗情報
店名:スワガット六本木2丁目店
ビリヤニ提供状況:ランチ 金曜日のみ
         ディナー 毎日
定休日:無休
電話番号:03-3585-5251
住所:東京都港区六本木2-2-2 イトーピア 1F

関連リンク

ビリヤニキット


2016年11月3日木曜日

フンザ@葛西


チキンビリヤニ 1000円

日本のインド人街、西葛西の隣駅、葛西にあるインド、パキスタン料理のお店です。
オーナーさんは、パキスタンの北部出身の方と奥さんのムハンマド久美子さん。
お二人は以前パキスタンに十数年住んでおり、現地にいた時、奥さんの久美子さんはパキスタンの家庭料理をご親戚に叩き込まれたそうで、その経験を生かして今はスパイス料理の講師もしています。

ビリヤニは色々なハーブや香料を使っていなくて、
非常にシンプルな出来上がりで食べやすいです。
お米の炊き加減もすごくパラパラしています。
お肉も2つ大きなピースが入っていて食べ応えがあります。

ランチメニュー

チキンビリヤニはランチ、ディナーとも毎日提供していて、
マトンは基本的にディナーだけですが、時間を貰えればランチでも提供できるとのことでした。
店名想像できるような典型的フンザやパキスタン料理を提供している訳ではありませんが、「ビリヤニの本場はパキスタン」とオーナーさんが豪語するほど、ビリヤニにプライドを持っているお店ですので、ぜひ行ってみてください!

店舗情報
店名:フンザ
ビリヤニ提供状況:ランチ、ディナー毎日
定休日:無休
電話番号:03-3680-7865
住所:東京都江戸川区中葛西3-29-1 スワロービル 1F

関連リンク

ビリヤニキット


2016年10月31日月曜日

レカ@西葛西

ビリヤニ(チキン) 1000円


日本のインド人街、西葛西のさらにインド人が多そうな団地の一角にある西インドの家庭料理を売りにしたお店です。(東葛西に移転になりました。2017/5更新)
メニュー構成、佇まいからも日本人相手というより、インド人のためのお店だと思います。
ビリヤニにも力を入れているようで、こんな大きな張り紙がしてあります。

ぶっちゃけ3時間炊き込んだって言うのは盛ってますね笑
そんなに火を通したらまず、底が焦げますから

ビリヤニは一言で言うと、かなり濃厚です。
ビリヤニを作ったことがある方だと分かるかと思いますが、カッチ、パッキの場合、
作った際にグレービーに接している味が濃い部分とそうではない、味が薄い部分に分かれ、
その比率がちょうどいいの塩梅を生み出しています。

しかしここのビリヤニは、90%が味の濃い部分となっています。
1口食べただけで口の中がスパイスで占領され、もうお腹いっぱいになりそうですが、上にかかっているみじん切り生タマネギがアクセントになっていて、意外とパクパク食べれます。
現地並みに味が濃くなってますので、味の濃い部分が好きな方には、大ヒットかと思いますが、そうでない方にはちょっと塩辛く感じてしまうかもしれません。

インドでは何どか似たような味のビリヤニを食べたことがありますが、日本では初めて出会うビリヤニでした。

ビリヤニ以外にもマニアックな料理が色々ありますので、ぜひ足を運んでみてください。

店舗情報
店名:レカ
ビリヤニ提供状況:ランチ(毎日)、ディナー(毎日)
定休日:月、日
電話番号:03-5878-1896
住所:東京都江戸川区東葛西 6-23-11 
https://www.facebook.com/rekacorporation/

関連リンク

ビリヤニキット


2016年10月25日火曜日

アリババ786@高田馬場

ハイデラバードチキンビリヤニ 600円

ワンコインビリヤニで一斉を風靡した786アリババから店名をケバブビリヤニハウスに変更し、なぜか再度786アリババへ店名を変えたであろうお店です。

残念ながら現在は600円と値上がりしてますが、日本で食べられるビリヤニとしては最安値かと思います。

ビリヤニは、そこまで辛くはありませんでしたがチリの香りが際立つものでした。
お肉もしっかり入っており、600円とは思えないコストパフォーマンスです。

新大久保と言えば、ナスコフードコートでも低価格なビリヤニ(チキンビリヤニ800円)を提供していますが、コスパなども考えると私はこちらのビリヤニの方が好みでした。

ビリヤニはランチ、ディナーとも毎日提供しているので、ビリヤニラバーとしては非常にありがたい存在です。(一度お昼に行ったらお店がしまっていましたが。。。)

ビリヤニメニュー(マサラチキンは存在しないらしい)

ビリヤニステッカーをつけてもらいました!

店舗情報
店名:アリババ786
ビリヤニ提供状況:ランチ 毎日、ディナー毎日
定休日:無休
電話番号:03-6457-6603

関連リンク

日本ビリヤニ公式通販サイト

 

2016年10月16日日曜日

ノングインレイ@高田馬場


タンドリーチキン風炊き込みご飯(ダンパウ、ビリヤニ) 1000円

高田馬場駅改札前の交差点をわたってすぐ近くの飲食店街にある小さなお店です。
ちなみに高田馬場はミャンマー料理のお店が密集しており、近くのスィゥミャンマーなどでもダンパウを食べることが出来ます。

ダンパウはランチメニューにはありませんが、リクエストすればランチでも作ってくれるようです。
ダンパウは、揚げタマネギと八角の匂いがほんのり香るビリヤニライス(インディカ米、バスマティではない)に濃厚なチキンカレーがかかった一品です。
ビリヤニライスだけ食べても鼻から抜ける香りを楽しめますが、ほろほろのチキンレッグを
ほぐしながら一緒に食べるとさらに美味しくなります。

ちなみにサラダのドレッシングが激辛なので要注意!

メニューには、タンドリーチキン風炊き込みご飯と記載されていますが、
ダンパウと言えば通じます。

お店の規模、来客数の少なさからするとしょうがないとは思いますが、ダンパウは炊きたてではなくレンチンなことは、ちょっと残念な点です。
炊きたてのダンパウを提供しているところなど、日本にはないと思いますが炊きたてのタイミングで来店できるとラッキーですね!

ダンパウだけではなく、モヒンガーーなどのミャンマー料理の代表的な料理や日本人にはちょっと衝撃的な昆虫も食べることが出来るのでぜひ足を運んでみてください。

店舗情報
店名:ノングインレイ
ビリヤニ提供状況:ランチ:毎日、ディナー:毎日 どちらもストックがあれば
定休日:年中無休
電話番号:050-5590-9386 

関連リンク

ビリヤニキット


2016年10月14日金曜日

Indian Cuisine 玉響(たまゆら)@溜池山王



チキンムグライビリヤニ(手前)マトンムグライビリヤニ(奥)

仙台に数店舗インド料理店を展開していて、近くの「ソニア」の系列店です。

ビリヤニはランチで週4日(月〜木、祝日があればずれて提供)、
日替わりで4種類(チキン、マトンムグライ、マトンマッチ、チキンハイダラバード)の
ビリヤニを提供しているます。
普段は1種類のビリヤニを5食限定で販売しており、1皿1100円となっていますが、
今回は特別にチキンムグライとマトンムグライを食べさせて頂きました。

チキンムグライビリヤニ
ヨーグルトベースの酸味が際立つさっぱりとしたビリヤニで、これはおすすめ。
日本で食べられるビリヤニはがっつりスパイスを効かせたものが多いですが、これはヨーグルト感が強く、他ではあまり味わうことが出来ない一品だと思います。
またビリヤニとしては珍しく色がほぼないものとなっています。

マトンムグライビリヤニ
ヨーグルトベースのマトンの香りがガツンとくるビリヤニとなっています。
マトンの脂身を削ぎ落とすなど、臭みを消す処理はしっかりしていますが、それでもマトン臭が結構するため、好き嫌いが分かれるかもしれません。

マトンボティケバブ


店名的に「インド料理店?」という感じはしますが、ネパール系インド料理とは違い、ちゃんとしたインド料理を提供しているお店です。
店長さんも、安くて量が多いだけではないしっかりとしたインド料理を提供したいという思いが非常に強く、大衆ウケしそうな料理だけではなく、カリベッペマトンフライ(南インドのドライカレー)など色々マニアックな料理も提供しています。
特に夜は事前リクエストをすれば、コルカタ出身で南インドで働いていたシェフによる
マニアックな料理をいくらでも提供して頂けるようです。

ビリヤニに関しても、知名度があまりないため余ってしまうことはあるけれども「ビリヤニという美味しい料理を知ってほしい」との思いからランチではほぼ毎日提供している貴重なお店です。
ディナーのビリヤニは事前予約が必要ですが、ぜひ訪れてみたいですね!

ランチメニュー

店舗情報
店名:Indian Cuisine 玉響(たまゆら)
ビリヤニ提供状況:ランチ 週4日(月〜木、祝日があればずれて提供
         ディナー 要予約
定休日:日曜日
電話番号:050-5590-3884
住所:東京都港区赤坂2-9-4 千代田ビル 2F

関連リンク


日本ビリヤニ協会公式通販サイト


 

2016年10月11日火曜日

フィリピンのビリヤニ

ビリヤニは元々イスラム教徒の料理であったこともあり、スペインとアメリカ統治が長く
ビリヤニとは全く無縁そうな国、フィリピンですがビリヤニが存在するとの情報があったので、実際に行って確かめてきました。(Wikiにも載っています)
よくよく調べてみると実はスペイン統治の前、14世紀ぐらいにイスラム教が広まったことでフィリピンには一定数のイスラム教徒が存在しています。特にミンダナオ島はフィリピンでもイスラム教徒が多い島のようです。

フィリピンビリヤニは存在するのか?
時間の都合で今回はマニラとセブにしか行くことが出来ませんでしたが、結論から言うとこの2都市にはビリヤニは存在しませんでした。

フィリピンで食べたカブサ

フィリピンの首都マニラには、ゴールデンモスクという大きなモスクがあり、その周辺は
イスラム教徒が集まる地区なのでビリヤニがあることを期待していましたが、残念ながら
カブサ(ビリヤニの親戚、中東でよく食べられている)しかありませんでした。

ゴールデンモスク

ここではビリヤニという名前さえ知らない人がほとんどで、ゴールデンモスクの長老にお話を聞くことが出来たのですが、フィリピンビリヤニは本当にお祝い事でしか食べることが出来ない貴重な食べ物で、マニラでは作っているところはないとのことでした。
ちなみにこの周辺でビリヤニのオススメのお店を聞くと、フィリピンビリヤニではないアラブ系レストランのビリヤニを紹介されます笑

今回マニラでミンダナオ島出身の方からビリヤニの話を聞いたところ、名前はビリヤニではないようですが、似たような食べ物は存在するとのことでしたので、次回確認しに行きたいと思います!

【関連記事】
世界各国のビリヤニ


日本ビリヤニ協会公式通販サイト