ケニアビリヤニ
ケニアにビリヤニ!?
意外かもしれませんが、アフリカ大陸にもビリヤニが存在し、ケニア、タンザニア、ソマリアなどで食べることができます。
どのような経緯でビリヤニがアフリカ大陸に伝わったのかは定かではありませんが、ケニアなどには多数インド人がいることから、元々インド人が作っていたものをアフリカの人が現地化していったのではないかと推測します。
写真からもわかるように、味&色付けされたお米にトマトベースのグレービーをかけた
ビリヤニです。
味は、スパイスがほんのり香るお米にトマト煮込みがかかった感じです。
お米はバスマティではなく、具はチキンが多いです。
ケニアのビリヤニとの出会い
ケニアにビリヤニが存在するというのは知っていたのですが、
実際に見つけた時はで感動的でした。
どうしてかと言うと、当時エジプトから南下して東アフリカ縦断の旅をしていたのですが、
主食がエジプト、スーダンは平べったいパン、アエーシ、エチオピアは腐ったピザとして有名なインジュラ、以南は名称は場所によって違うものの穀物の粉をお湯で練って団子状にした
ウガリで、数週間ぶりのお米だったからです。
ケニアのビリヤニは、首都ナイロビでしか見つけることが出来ず、提供しているお店も比較的
奇麗なレストランで、みんながビリヤニを知っている訳ではなかったのでまだ国民食としては認知されていないようです。
残念ながらケニアビリヤニを出しているお店は日本にはありませんが、ケニア料理を出すお店は東京にあるようです。
アフリカを旅する機会があれば、ぜひ食べてみてください!
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はじめまして。
返信削除私にとって初めてのビリヤニがケニアだったので懐かしい写真です。ナイロビで召し上がったのですね。ケニアではモンバサや、マリンディ、ラム島などインド洋沿岸のスワヒリと呼ばれる人たちの料理です。中東と縁が深い土地なので。ビリヤニは結婚式などに振る舞われる、ハレの日の料理です。
ナイロビに多い内陸の人は豆や芋、ウガリ、チャパティなどが主食で米料理は珍しいと思います。